鉄道の旅の楽しみ |
今やJR北海道のSL観光列車では唯一となった「SL冬の湿原号」には「スーパーおおぞら1号」から6分の接続。札幌を朝イチで発てば、道東の大自然の中をホンモノの蒸気機関車が牽引する列車で旅することが出来るわけです。
C11 171とは、昨年9月のこの時以来の再会でした。
「SL冬の湿原号」が走る釧網本線は、昨年JR北海道が発表した「当社単独では維持することが困難な線区」のうち「輸送密度200人以上2,000人未満の線区」として名が挙げられています。その一方で、この「SL冬の湿原号」や、網走~知床斜里間で今年から運転が始まった「流氷物語号」のように、土地の利を活かした観光列車が設定されているのは、まさに一筋の望みなんですね。
見てください、汽車に乗ってる人たちの満面の笑みを。難しい問題はあるんだろうけど、この笑顔だけが確かなもののように僕は感じます。